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メルマガ『☆あそんでなんぼ☆ゾウサンの「子どもと仲良し!」』から
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○第8号 素敵なお絵かき・後編 ○第10号 先生、可愛いね
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○第17号 似た者同士は仲良し? ○第19号 好きになってほしいの
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   『☆あそんでなんぼ☆ゾウサンの「子どもと仲良し!」』 第19号
                         好きになってほしいの

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こんにちは!
子ども向けあそびユニット「早朝(ゾウサン)」の、
小倉げんきです。


記録的な暖冬とはいえ、夜になるとやっぱり寒いですね。
皆さんは風邪などひいておりませんでしょうか?

僕はゴールデンウィークになると、なぜか毎年
40度前後の熱を出すくらいに体が強い方ではないので、
今の時期はいつも警戒しているんですが
どうやら今年は大丈夫そうです。

緑茶うがいの効果でしょうか。

緑茶には殺菌作用があるので、
うがいをすると良い効果があるのだそうですよ。

以前、鼻うがいにも挑戦した事があるんですが、
鼻から水を吸って、その水を口から出す…というのがどうにも。



そういえば、今週はバレンタイン・デーがありましたが、
皆さんどのように過ごされたのでしょうか。

パートナーのいらっしゃる方はウキウキと、
いらっしゃらない方もいろいろ考えつつ
お過ごしだった事と思います。

なんにせよ、世間の方は
つい意識せずにはいられない1日ですよね。


まぁ、僕個人のカレンダーには、
バレンタイン・デーなんていう日自体が
存在しないワケですが。



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そんなバレンタインにもちょっと絡めた今回のテーマは、
「好きになってほしいの」です。

子どもから好かれたい!
と思っていらっしゃる方は少なくないはず。

子どもと関わる方にはその子達と。
お子さんのいらっしゃる方は自分の子ども、
さらに自分の子どもの友だちまで。

すべての子とまではいきませんが、
たくさんの子ども達と仲良くなる方法があったんです。


★行動と状況

さて、たくさんの子ども達と仲良く過ごしている代表といえば、
やはり保育所・幼稚園・小学校の先生ではないでしょうか。

まずはここから、仲良くする方法を探ってみたいと思います。


この方達はもちろんプロですから、
子どもと仲良くなる術に長けています。

ですが、先生と言っても性格は千差万別ですので、
性格以外の共通項をあげてみる事にしてみると、


・毎日子ども達と過ごしている
・子ども達と一緒にあそんでいる
・笑って接することが多い


主にこの点だと思います。


心理学に「単純接触の効果」「態度の類似性」
「好意への返報性」
という考え方があります。


「単純接触の効果」とは、
人間は他人と単純な接触を繰り返すだけで、
その相手に好意をもつようになるという説です。

つまり、同じ人物に繰り返し会うだけで、
どんどん親近感を持つようになるワケです。

実際に、実験でも証明されているようです。

子ども達と毎日顔を合わせている先生達…、
うん、当てはまりますね。


次に「態度の類似性」ですが、
前々回のメルマガでも触れた通り、
自分と価値観や考え方が近い相手に好意を抱きやすい、
というもの。

先生達はなるべく子ども達と同じレベルになって
あそんでいますから、これも当てはまります。


そして、「好意への返報性」です。
好意的な言葉や態度を受けると、その受け手も
相手への好意を感じやすくなる現象です。

笑顔とは、相手への好意の表れ。
さらに、抱っこなどのスキンシップも
そう考えて良いと思います。


以上の事から、
こちらからの行動(子どもとおなじようにあそぶ、笑顔を見せる)だけでなく、
状況(よく会う環境)も要因になる事がわかりますね。



★声

赤ちゃんが女性の高い声を好む、というのは
結構有名な話ですね。

それをなんとなく判っているからこそ、
赤ちゃんや子どもに話しかける男性も
自然と普段より高めの声を出しているんでしょう。

逆にあまりに低い声だと、
赤ちゃんには聞こえない場合もあるようです。


この「声」ですが、
実は結構重要な要素だったりします。

例えば、
 ・高くて柔らく、普通程度の声の大きさで、ゆっくりと喋る男性

という人と、

 ・低くて重々しく、大きな声で、早口に喋る男性

という人がいたとして、

皆さんはどちらに「優しい人」というイメージを持つでしょうか。


ほぼ全員の方が「高くて柔らく、普通程度の声の大きさで、
ゆっくりと喋る男性」を選ぶ事と思います。


実際の性格の話はしていなくても、です。


声だけでも、その人の印象が決まってしまう事があります。
顔や服装などと同じで、声も相手に与える第一印象となります。

「第一印象は大事」と言われますが、
この最初のイメージが後まで影響を与えることを
「初頭効果」と言います。

もちろん、接する機会が増えるにつれて
イメージは変わっていくはずですが、
初めから仲良くできるのと、少しずつ仲良くなっていくのとでは
やっぱり違うはずです。


なので、男性や声が低めの女性は、
普段より声を高めに、ゆっくり話してみると良いと思いますよ。



★被り物

最後に、まぁコレはおまけのようなモノですが、
「被り物」です。


僕自身、コンサートのイベントで歌う時などには、
「バットマンのマスク」や「雪だるまの被り物」を
身に付けて登場しています。

いや、これが結構ポイント高いんです。


僕の持っている雪だるまの被り物ですが、
なかなか可愛い顔立ちをしています。
(あくまで、雪だるまが)

画像はコチラ

僕が動くと雪だるまの手も揺れて、
面白いんです。


これを見て、子どもは(一部大人も)
まず、雪だるまに興味や好意を持ちます。

そして心理学に「連合の法則」というのがあるのですが、
元々別の物のイメージを、無意識に結び付けてしまうというものです。


つまり、「雪だるま、可愛い!」→「げんきが雪だるまを被っている」→
「げんきも可愛い!」
となるワケです。

いや、僕が可愛いって実際に自分で書いてしまうと、
ちょっと後ろめたいモノがあるんですが。


まぁ、モーターショーでの、車の横に立つお姉さんのようなものですね。

「お姉さん、美人!」→「お姉さんは車の横に立っている」→
「この車、カッコいい!」


みたいな。


他にも、テレビコマーシャルで、商品とともに
様々な魅力的な芸能人が出ていたりします。


ちなみに、自分とイメージを結びつける対象のモノに、
相手が悪い印象を持っていると逆効果になりますので
気を付けてください。

「雪だるま、キモい」→「げんきが雪だるまを被っている」→
「げんき、キモッ!」
という具合に。

うん、おおいに泣けます。



まぁさすがに普段被り物を持っているワケにもいきませんが、
おもちゃ、風船、お菓子といったモノで代用できるかと思います。

ただし公園などで知らない子に渡しまくってると
多分通報されますので、ご注意を。


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★ 今日のポイント

・子どもから好かれるには、とにかく会う回数を増やし、子どもと同じようにあそび、
 笑顔で接すること。
 さらに、声を高めに、ゆっくり話して、「連合の法則」で
 イメージアップを図れば完璧!

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★ 終わりに

保育所勤務時代、5歳児の女の子に突然、
「小倉先生な、好きやねんけど、ちょっと嫌いやねん…」
と言われた事がありました。


「ちょっと嫌いやねん…」て、これは一大事。

直せる事なら直さないといけません。


すぐその子に
「なんで?どこが嫌いなん?」と聞きました。


すると彼女はこう答えたのです!




「えー…、





 …顔が」






よりによって、顔ですか。



人並みの顔はしてると思ってたのに…。


立ち尽くす僕を置いて、その子は
何事も無かったかのように走り去っていったのでした。




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