自己中心性

   12歳ごろまでは子どもは論理的思考が身に付いていないために他者と自分との区別が上手くついていません。そのために、「自分と相手は同じように考えている」「同じように見えている」などと感じることがあります。

 具体的には、電話の受話器に向かって「ほら見てー!」と手に持っている物を見せようとしたり(電話の相手には見えない)、同じあそびをしている間、自分が楽しんでいるので相手も楽しんでいると思ったり(実際には相手は飽きている)、という事が挙げられます。

 「自己中心性」の代表的な例として、「アニミズム」があります。