論理的思考

   発達心理学では、「見たものや想像したものに対して分析したり、比較したりして考える力」といった意味合いで使われています。

 例えば、「細長い容器から横に広い容器に水を移しても、水の量は変わらない」という保存の概念や、「象はワニよりも大きい、雲は象よりも大きい。ワニは三輪車よりも大きい。じゃあ、一番大きいのはどれ?」という言葉のみでの質問の答えを、頭で整理して答えれるか、などがあります。

 7歳頃から論理的思考が成立しはじめ、大人と同じように、「命、生と死」など抽象的な概念までちゃんと考えられるようになるのは12歳頃と言われています。