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運動能力の発達
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運動能力の発達には、「遺伝要因」と「環境要因」が影響しあっていて、それぞれの機能ごとに影響を与える割合が変わってきます。
具体的には、
身長は遺伝75%、環境25%。
体重は遺伝63%、環境37%。
胸囲は遺伝64%、環境36%。
筋力:
握力(右)は遺伝26%、環境74%。
握力(左)は遺伝57%、環境43%。
背筋力は遺伝25%、環境75%。
運動能力:
立ち幅跳びは遺伝11%、環境89%。
垂直跳びは遺伝27%、環境73%。
ボール投げは遺伝54%、環境46%。
50m走は遺伝79%、環境21%。
バーピーテストは遺伝68%、環境32%。
という具合です。
「環境」とは、平たく言うと、この場合、「どれだけ体を動かすか」ということになります。
そして、一番運動能力の発達に有効なのは、実は、アスレチックや滑り台などを使うよりも、「走り回っている時」です。走り回っている時の方が、体の機能をたくさん使っているんです。
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